写真の比較

山の湿原に行って38年前と同じ写真を撮ってみた。木道が出来たことで、登山道の緑が見事に回復していることが分かる。そしてオオシラビソが成長し、低木地帯が少し広がっている。遷移が少しづつ進んでいるのだろう。自然の遷移なのか、温暖化による乾燥化が一因なのかは分からないけれど、こういった地上写真を比較するだけでも、自然の移り変わりが見えてくる。今後は地上写真の比較をいかに定量的に行うかが課題だ。