2011-01-01から1年間の記事一覧

涸沢

3連休は夜行で中房温泉に入り、西岳、槍ヶ岳、南岳、北穂高岳、涸沢を通り、上高地へ抜けた。 初日の西岳のテント場では静かな初冬の山並みを満喫した。が、夜は当然のごとく零下で寒くて熟睡できなかった。 翌日は北穂高岳のテントサイト(3000m)を予定し…

 山岳写真

田淵行男 新編 山の季節 (小学館文庫)最近買った山岳写真家の田淵行男氏の写文集を眺めていて、急きょ思い立って登山した。目指したのは蓮華岳と針ノ木岳。 数日前に猛威をふるった台風も去り、爽やかな1日。 田淵氏は台風などの悪天候の山にも魅力を感じて…

サッカー選手著書

長谷部 誠 心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣長友 佑都 日本男児澤 穂希 ほまれサッカー界で世界のトップとして戦っている3人の選手の著書を読んだ。共通して書かれているのは、苦難は自分を成長させるチャンスだということ。そして親のサポー…

雷鳥

お盆の間は立山を色々歩き回った。拠点となる室堂は公共の交通機関で来ることができるため、観光客で大混雑をしていた。しかし今回、4日間の滞在で7回も雷鳥を目にし、あまりの頻繁さに驚いた。多くの観光客で賑わう室堂は、開発が進み至るところに傷跡があ…

植生調査

毎年恒例の中央アルプスでの植生調査に行ってきた。調査地の地温データを見てみると昨年8月の猛暑、そして今年7月前半の猛暑がデータにも現れている。まだ4年分のデータなので、例外的な暑さなのかどうか確かなことは言えないけれど。 しかし帰宅すると熱帯…

チベット高原

3年ぶりに昔の職場との共同研究でチベット高原に行ってきた。ここに来ると、高揚感ともどかしさを覚える。高揚感は広大な高山帯を前に、いくらでもやりたい研究があるため。一方で、外国人は色々規制があり、思い通りにいかないもどかしさを感じる。 そして…

調査地

学生時代の調査地だった浅間山で恒例のユキワリソウ観察会。 今回は、長野の山でユキワリソウを研究している他大学の学生さんも来てくれた。なかなかアグレッシブな子で色々な調査をしている。データがまとまるのが楽しみだ。 東京から調査地の長野の山まで…

パソコン故障

1月に購入したばかりのデスクトップパソコンが壊れた。突如ドライブを認識しなくなった。実はマザーボードに問題があるのでリコール対象製品だった。パソコンが無いと困るので、修理を延ばし延ばしにしていた。 仕方なく修理依頼。自動バックアップ機能があ…

節電効果

職場では各建物の消費電力がリアルタイムで見られるようになった。どこが節電に成功しているか一目瞭然だ。 図は私の所属する建物の節電対策の結果!消費電力は前年比ほぼ60%くらいで推移している。これはエアコン復活も夢ではない。

節電対策2

職場では6月から9月まで25%の節電に取り組む。使用するディープフリーザー、冷凍冷蔵庫は半分に減らす。照明は7時まで消灯(必要があれば手元灯で対応)、エアコンは共通機器室以外はoff。職場は遺伝子組換え実験が行われているため、閉鎖系で実験をする必要…

節電対策

各家庭でも15%の節電を達成してもらうため、経済通産省は「家庭節電コンテスト」をインターネット上で始めるとのこと。参加希望者はインターネット上で登録し、7-9月の電力削減の目標を掲げ、エアコンの設定温度などの節電対策を選択する。見事節電目標を達…

解凍試薬

昨年度末にロシュの次世代シーケンサーのパーソナルモデルGS Juniorが納入された。それに合わせて高価な専用キットを買いそろえた。しかし地震による停電でフリーザーが止まり、冷凍保存の試薬が全て解凍されてしまった。電源復帰後、再び凍結されたものの、…

鹿島港

調査地である鹿嶋港の様子を見に行った。 去年サンプリングした場所は一部海水をかぶったようで、砂に覆われていた。 でももう青々とした雑草が顔を出している。強いものだ。

3500xLジェネティックアナライザ

職場には共用で使う精密機械が沢山ある。地震で使用中に停電した機械も多い。ライフラインが大体復旧した今週は、機器がおかしくなっていないかチェックに取り掛かる。今日は業者がトラブルのあったキャピラリーシーケンサーの点検に来てくれた。トラブルが…

ネットの効用

大学はいまだ水・ガスが完全に復旧せず仕事にならない状態だけど、家での生活に困ることは無くなった。 もう1つの心配事である福島原発の状況も、高エネルギー加速器研究機構がネットで筑波の放射線測定結果をリアルタイムに公開しているので、報道に惑わさ…

グローバル30

私のいる大学は留学生割合が比較的多い大学だが、さらにその数を倍増させる「グローバル30」に取り組んでいる。政府の「留学生30万人計画」の一環で、海外の学生が日本に留学しやすい環境を提供する国際化拠点を整えるというものだ。外国人教員数を増やし学…

何かのために sengoku38の告白 一色正春 (著) 朝日新聞出版 (2011/2/18)尖閣諸島の中国漁船との衝突事件のビデオをYoutubeで流した一色氏の告白本。 その行為は機密漏洩の罪には当たらないと判断して実行したことが論理的に述べられている。そして何より氏が…