加波山

Eriophyton2007-04-08

今日は筑波山の北にある加波山へ。5合目までは、低木しかなく開放的な登山道となっている。これは5年前の3月におきた山林火災のせいらしい。55ヘクタールを焼き鎮火には27時間もかかったそうだ。
ほとんどの大木が枯れているところを見ると、大きな影響があったように思う。でも自然の回復力はすごいなあ。周辺は低木と下草で覆われ、焼けた木が残っていなかったら、火災があったことに気づかなかったかもしれない。ただ火災があったのは3月だったので、地下に芽がある多くの草本への打撃は大きくなかっただろう。
植生の遷移をテーマとしている人には興味深いイベントだっただろう。誰か調査している人はいないのかな?私としては、地上部が大きな打撃を受けたときに果たす土壌シードバンクの役割に興味があるけど。
お昼は鴨亭で鴨すいとんと鴨のもも焼き。ここは敷地内で鴨を飼っている。予約をすると鴨の丸焼きも食べられるらしい。