90年

Eriophyton2007-10-06

明治神宮の森を散策した。全国各地から奉納された木によって造られた人工林だ。将来の成長した姿や花や実の楽しめる時期を考えて、1本1本どこに植えるか考えつくされて設計されたそうだ。大正4年に工事が始まり大正9年にできたというから、今からほぼ90年前だ。90年でこの見事な森が造られるのかと感慨深かった。最近、自然を長い目で見ようという気運が広がっていて、「100年先を」という言葉をよく耳にする。100年は自然からみると短い時間だろう。でも明治神宮の森を見ていると、100年という時間の長さを感じることができる。
いたるところに見事な大木がある。100年そこそこでこんなにも立派になるのかあ。