PhD取得パーティー

こちらでは、PhDを取るとコーヒールームでパーティーをする。各生徒ごとやるので、審査会シーズンはしょっちゅうパーティーをしている。こちらの飲み会はどんなものだろうと参加してみた。そしたら日本でいう飲み会とは雲泥の差で、ホントにパーティーだった。男性は背広、女性はカジュアルドレス(大学のコーヒールームだというのに!)。日本の感覚でジーパンで参加した私は肩身が狭かった。
参加者は65人。パーティーのお誘いは領域全体のメーリングリストで流れるので、親密にしていない人も参加するようだ。私にいたってはPhD取得者とは初対面だったし。

司会がいて、友人たちが歌を披露したり、PhD取得者の様子をスライドで紹介したり、スーパーバイザーや家族(多くの場合家族も参加するそうだ)からの祝辞やプレゼントがあったりと、まるで日本の結婚式をカジュアルにしたような会だった。学生がPhDを取る度に、こんなパーティーをしているとは驚き。

PhD取得がこんなにおめでたいことなのか、パーティーというと当たり前のスタイルなのかよく分らないけれど、お祝いに費やすパワーが違うなあと思ってしまった。