冬用トレイル

スウェーデンの山岳地図には夏&冬用のトレイル、冬用トレイル、夏用トレイルが載っている。夏だけでなく冬もトレッキングがメジャーなのだろう。どんなものか偵察に行ってみた。

コースには目印の杭があり、視界がきく日なら道を誤る心配はなさそうだ(夏に歩いた時は景観を妨げる道標だなあと思っていたが、冬用だったのねと納得)。ただし、雪の上には誰も通った形跡は無かった。山小屋が営業を開始するのは2月中−下旬からなので、人が来るのはそれからだろうか。

新雪の中、ついている足跡は自分のものだけ。しかし新雪の上をクロカンで滑るのには、もうちょっと技術を磨かなければ。荷物を背負ったまま転ぶと、置きあがるのに相当苦労する。ついた手もずぶずぶ雪に埋もれてしまうからだ。雪の中で散々もがいたおかげで全身筋肉痛。

山小屋はやってないのでテント泊。日が長くなったといっても、日没はPM3時半。雪の降りつもる音を聞きながら長い夜を過ごした。