偶然のチカラ
植島 啓司 (著) 、集英社新書

自分がたまたま選択した判断が良かったのか悪かったのかは確かめようがない。他の選択肢を取った場合どうなったかなんて知りようが無いのだから。偶然の出来事だと思っても、「自分の身に起こったことはすべて必然と考える」 。「なるようになる」と流れに身をまかせることも必要だ。「自分で選択しない(相手の出方にまかせる)」という選択もある。
この本は人生の選択にさいしたときのハウツー本では無く、たまたまを取り上げ「偶然の仕組み」を理解しましょう、という内容だ。でも自分の選択に迷ったとき悩んだとき読んでみると気分が楽になれる本だと思う。